「特には……」 そういった梓奈だったが隠してもわかった。 …私のベッドの影に隠れているキャリーバック。 「……しばらくいなよ。」 私がそう言うと梓奈の顔には笑顔があった。 「…いい…の……?」 「当たり前でしょ?親友なんだから。何があったかは知らないけど…大丈夫だよ。」 私がそう言うと梓奈の瞳に雫が溜まっていった。 「ありがっ…と……」 泣く梓奈の隣にそっと座って背中をさする。