「「な、七果!?」」 そこにいたのは名門私立高校の制服を着た七果だった。 「久しぶりだね!!中学の卒業式以来!!」 私と梓奈は顔を見合わせて笑う。 「「ぷっ……あははは!!!!!」」 「な、なに?」 どんなにお嬢様学校の制服を着ても七果は七果だった。 「ううん。久しぶり。」 「あぁ、久しぶり。」 「どこか行くの?」 七果が聞く。