アイドル様の秘密【下】


「おかえりなさい。飛沙さん。」


神塚は車のドアを開けて言った。


「……ただいま。」


「何かあったのですか?」


神塚が聞いた。


「千香さんにもわからないことを灰夜は隠してる。」


「まさか……若頭を問い詰めるのですか?」


「私に灰夜を問い詰めるなんてできないよ。でも…大体はわかった。」


「そうですか……」



神塚は車にエンジンをかけた。