アイドル様の秘密【下】


神塚のいない部屋に一人残された私。


「……」


辺りをぐるっと見渡す。


(案外片付いてるんだな…)


机には山積みになっている資料など。


ベッド周りには照明用のライトぐらいで…


殺風景な部屋。


必要最低限のものだけ置いてあって、なんだか寂しい感じがした。


「飛沙さん。準備が出来ました。行きましょう。」


神塚がそう呼びに来た。


「あ、うん。」