俺、死ぬ!?こんなところで!?
嫌だ!こんな訳分からない化け物達の戦いに巻き込まれて死ぬなんて…
今日死ぬって分かってたなら、昨日の給料全部使って美味しいもの食べて、キャバクラ行ってお姉ちゃん達と戯れて、幸せな時間過ごせば良かった。そもそもなんでこんなことになったんだ。そうだ!優衣のせいだ!あいつが俺に力を証明するのなんのって大男の戦いに巻き込んだのが始まりでこんなことになってるんだ。ちくしょーー!
てか、あれ!?俺どんだけしゃべってんの
鎌は?あれ、まだ一メートル十㎝も前だ。
ん、十㎝って、なんでそんな正確な位置まで分かったんだろう。しかも凄くスロー…
鎌との距離10㎝…これ避ければいいよな

俺は影の鎌をギリギリで避けた

その途端さっきまで自分の音しか聞こえなかったが、急にいろんな音が聞こえた 

バァァァアン!!!

俺の避けた鎌は後ろの壁にぶち当たった

桜「避けただと!?」

横山「坊主よく生きてた」

優衣「霊力弾!!!!」

優衣の指先から青い光の弾が発射され、桜の胸を貫いた