覚醒『前編』


悠人「俺にできることなんてあるかな」

桜「はい。警察の中に横山っていう男が 
  います。その男が恐らく覚醒人で、
  私達を狙っています。悠人さんにその  男を倒して欲しいんです。」

悠人「え?俺が?倒すなんて無理だよ!」

桜「厳密には倒すのは私がやります。」  

そういうと彼女は自分の影に沈んでいった

桜「わたしのアビリティは“影踏”どんな影の  中にも隠れることができる能力」

完全に桜の姿が消えた。

そしてすぐに後ろに気配を感じた

桜「そして隠れた影から半径3メートルの影
  から現れることができる」   

俺の影から出てきたのか! 

桜「この能力を使って横山を倒すんです。
  協力して下さい」

そのときの彼女の目がとても必死で俺は断ることが出来なかった。

桜「決行は明後日、よろしくお願いします