大男はそう言うと左手に持った薄い紙のようになった人の死体をみせてきた
どうやら最近起きていた事件は奴の仕業らしい
悠人「ゆ、ゆ、優衣!ど、どうすんだよ!!!」
優衣「だから証明するって言ったじゃん」
大男「俺のアビリティは“吸引”なにも、血を 吸い込むだけじゃないんだぜぇ!」
そう言うと大男は右手を優衣に向けた
優衣「え…体が引っ張られる…!
うぅ…」
優衣の体が徐々に奴に引っ張られていく。
大男「逃げようとする奴をよぉ、こうやっ
て吸い込むと恐怖の表情を浮かべ
ながら[たすけてぇぇぇええぇ]って
言うんだよなぁ!その瞬間に全身の 血を抜いて、顔がしぼんでいく様を みるのがたまらねぇのよ!!」
優衣の体が奴の右手につかまれた!
大男「さあ!!おまえもみせてくれぇ!!
恐怖でおびえた、あの最高な顔をを
ををぉぉぉお!!」
優衣「離せよきも◯◯野郎」
優衣はその小さな体からは想像できないようなばか力で大男を投げ飛ばした。
大男「くっ…な、んだと…」
優衣「あんたに殺された全ての人の恨みよ
受け取りなさい」
優衣の右手と左手足が青い光に包まれた
その瞬間優衣は投げ飛ばした大男の前に
瞬間移動し、目には止まらぬ速さで
大男をぼこぼこに打撃した
大男「も、やめて…くだ…」
優衣「はぁぁぁぁあ!!!!」
最後の一撃は見事だった
大男は河川敷の川へ飛ばされ、そのまま沈んでいった
