悠人「お先に失礼します」
夜00時手前、お店を閉めて
俺は家へ帰宅しようとしていた
悠人「今日も疲れたーフアァァ…Zzz」
小さくあくびをし、ゆっくりと
歩いていた
家とバイト先は歩いて20分程の距離
俺はいつもこの道のりを
自転車には乗らず、歩いていた
いつもの帰り道いつもの風景
例のうわさもあり人は
この時間帯にはあまりいない
ん?
なんだあれ
何かみえる
前方に陰が二つ
大きな陰と小さな陰
悠人「!?!?!!!!」
俺は目を疑った
悠人「あ………あ…………」
恐怖で声が出ない
目の前には大きな30代くらいの男と
そいつが右手で持ってるのは
干からびて薄っぺら状態の…
人の死体であった
すぐにあのうわさを思い浮かべた
あれは全身の血を抜かれた!?!?
俺は地面に這いつくばりながら、いつもの
曲がり角より3つも手前を曲がった
うまく立てない!自衛隊の歩服前進のような感じでゆっくりとその場を離れた
そして、しばらくして
ダッシュで家へ向かった
