そしてそれは、他のクラスや学年でも同じ事らしく、
それから数日に渡って、転校生の噂を聞きつけた、様々な生徒が教室を訪れてきた……。
七海子達の教室は棟の端っこで、何故か隣のクラスとは廊下で区切られているから、ふらりと通りかかるような場所ではない。
わざわざ来ようとしなきゃ、人なんか来ないのだ。
でも最近は、やけにこちら側の廊下の交通量が増えたなと思った。
下級生の女子が、倫太郎を指差してきゃっきゃとはしゃぎ、その次に七海子を見て、
あの先輩が、首締められた人? なんて顔を見合わせたりしている場に居合わせてしまった事もある。
もうそこまで話が回ってるのか、と驚きを通り越して呆れてしまう。



