臆病者の鬼遊び

 


プリクラを撮った後、何となく遊ぶのもお開きムードになった。
 

帰り際に、七海子がまっちに事情を説明し、あることを頼んだ。
 

花代さんがまた出かけてしまったので、困っている事。


だから、まっちの家に泊まりに行ってもいいかという相談である。


「えっと……別に私は構わないけど……」


「ほんとに?」
 

が、コーラが飲めない七海子が返却した、ぬるくなったコーラに渋々口をつけた倫太郎は、思い切りむせ返った。


七海子に掴みかからんばかりの勢いで、


「お前! 


だからそう、何でいちいち家から出ていこうとする! 


俺がいちゃ不満か!」


「ふ、不満とか、そういうんじゃなくて……」
 

それを聞き、まっちは事の次第を理解した。