七海子は、明日から四日間、どうやって過ごそうか悩んだ。
どうせ日中は夏期講習があるが、問題は放課後だ。
授業が終わってから夜になるまで、どうしよう。
さっさと帰宅して部屋に引き籠っているのも一つの手だが、それでは確実に倫太郎に怒られるだろう。
事件のスクラップを作ったり、市の地図に事件現場をマジックで書き込んだりといった作業はしたが、
それ以降はまるっきり何もしていない。
絶対怒られる。
そして、花代さんがいないと知ったら、何をされるか分からない。
無理矢理引きずられてでも、殺人『鬼』を探しに連れて行かれるかもしれない。
(どうしよう……)
「――それとも、一緒に行く?」
花代さんは、次第に蒼ざめていく七海子の顔を覗き込みながら、ぽんと軽く提案した。
だが、
「……それはもっと嫌ぁ」
七海子は、ふにゃあっと泣き言をほざいた。



