「メグとアツシって、本当お似合いのカップルだよね。いいなぁ。良い相手選んだよねー、お互い」
「え、そう? あはは、どうしようもないお調子者でしょアイツ」
メグが照れ隠しに悪口を言うのも、思わずこっちの方がにやついてしまう。
「そんなことないよ。アツシは盛り上げ上手でみんなに気を配ってて、でもそういうトコ気付かせないようにさらっと自然に出来ちゃう凄い人だよ。行動力もあるし人望もある。今日の計画もね、アツシにお願いしてホントに良かったと思ってる。すごく頼りになった。私、凄い感謝してるんだから」
メグが恥ずかしがって褒めないから、私が代わりにアツシを褒めまくった。
本人目の前だったらそこまではとても言えないけど、全部本音だ。
けど、メグはやけに顔を引きつらせた。
「莉緒、それ、絶対に本人に言っちゃ駄目よ。絶っ対調子に乗るから、アイツ!」
「あはは、確かに!」
調子に乗ったアツシの想像が付く。
笑いすぎて、目尻に涙が浮かんだ。
直後に本人に会うのに、顔見たら笑ってしまいそうだ。
メグも分かっているのか、階下を目指す足取りは心なしかゆっくりだった。
「莉緒はどうなの?」
「え?」
「莉緒にも良い相手が出来たらさー、ダブルデートしようね?」
――その質問に、他意はない。
無理に何かを聞き出そうとか。
相手を、メグが知っている誰かの中に限定させようとか。
そういう意図は、全くない。
「そうだね……。そうなったら、楽しそう」
「約束ね。絶対紹介してよね!」
その約束は、したら、叶うものなのか。
一瞬の迷いが、「うん」という言葉を封じた。
曖昧に笑って誤魔化した私に、メグがそれ以上詮索してくることはなかった。
「え、そう? あはは、どうしようもないお調子者でしょアイツ」
メグが照れ隠しに悪口を言うのも、思わずこっちの方がにやついてしまう。
「そんなことないよ。アツシは盛り上げ上手でみんなに気を配ってて、でもそういうトコ気付かせないようにさらっと自然に出来ちゃう凄い人だよ。行動力もあるし人望もある。今日の計画もね、アツシにお願いしてホントに良かったと思ってる。すごく頼りになった。私、凄い感謝してるんだから」
メグが恥ずかしがって褒めないから、私が代わりにアツシを褒めまくった。
本人目の前だったらそこまではとても言えないけど、全部本音だ。
けど、メグはやけに顔を引きつらせた。
「莉緒、それ、絶対に本人に言っちゃ駄目よ。絶っ対調子に乗るから、アイツ!」
「あはは、確かに!」
調子に乗ったアツシの想像が付く。
笑いすぎて、目尻に涙が浮かんだ。
直後に本人に会うのに、顔見たら笑ってしまいそうだ。
メグも分かっているのか、階下を目指す足取りは心なしかゆっくりだった。
「莉緒はどうなの?」
「え?」
「莉緒にも良い相手が出来たらさー、ダブルデートしようね?」
――その質問に、他意はない。
無理に何かを聞き出そうとか。
相手を、メグが知っている誰かの中に限定させようとか。
そういう意図は、全くない。
「そうだね……。そうなったら、楽しそう」
「約束ね。絶対紹介してよね!」
その約束は、したら、叶うものなのか。
一瞬の迷いが、「うん」という言葉を封じた。
曖昧に笑って誤魔化した私に、メグがそれ以上詮索してくることはなかった。



