「莉緒ちゃんが閉店シフトだからー、なるべくみんな遅番の日にー……やっぱ、全員は無理か」
と、アツシは必死に頭の中でみんなのシフトを考えてる様子だ。
その言葉通り、惣菜コーナーで言うならば昼前と夕方の仕込み時がピークだから、ナツとメグは最近は午前中から出ていて、閉店までいるのはどちらか片方という時が多かった。
「一番揃いそうなのが月末の最後の土曜かな。ま、朝番のヤツには閉店後召集かけようぜ。愛実とタケには後で言っとくから、莉緒ちゃんは彩乃ちゃん頼んだ! ナツには愛実から伝わるしー……」
アツシは次々に段取りを決めてくれた。
どうやら、彩乃ちゃんは一員みたいだ。
でも、つまりは。
彼女と入れ替わりで辞めているケイは、入ってないってこと。
バイト先の集まりなんだから、辞めた人は呼ばないのは当然と言えば当然なのかもしれないけど。
けど、ちょっと淋しい。
「ユウは……あ、俺名案浮かんだっ」
「へ、何!?」
「正社員昇格祝いってことにしようぜ、そしたらアイツも断れないし」
ニシシ、と歯を見せて、嬉しそうにアツシはそう言った。
やっぱり、ユウくんはそういう誘いには付き合いが良くないらしい。
けど、この機を逃さずにどうしても『全員』を巻き込みたいらしいアツシが考え付いたのはまさに名案だ。
「莉緒ちゃんの初めての『お願い』だから、張り切って全員集めちゃうぜー」
便乗して私よりも楽しそうなクセに、あくまでも私の『お願い』を尊重してくれるから、こっちも楽しいし嬉しい。
「お祝い案、いいね。私さっき、結局おめでとうって言いそびれたんだ」
「いーんじゃない別に。どうせアイツ、祝ったって素っ気ないし」
「あはは! でもお祝いはするんだ」
「口実だけどね、口実」
そんなアツシの調子に引っ張られて話も軽快に弾みながら、着々と話は進んで行く。
タケも、ナツも、彩乃ちゃんも。
そう考えると私の現状的には微妙な面子でもあるはずなのに、不思議と不安はなくて。
アツシが巧みに盛り上げてくれるおかげなのか、私はその集まりがどんどん楽しみになっていった。
と、アツシは必死に頭の中でみんなのシフトを考えてる様子だ。
その言葉通り、惣菜コーナーで言うならば昼前と夕方の仕込み時がピークだから、ナツとメグは最近は午前中から出ていて、閉店までいるのはどちらか片方という時が多かった。
「一番揃いそうなのが月末の最後の土曜かな。ま、朝番のヤツには閉店後召集かけようぜ。愛実とタケには後で言っとくから、莉緒ちゃんは彩乃ちゃん頼んだ! ナツには愛実から伝わるしー……」
アツシは次々に段取りを決めてくれた。
どうやら、彩乃ちゃんは一員みたいだ。
でも、つまりは。
彼女と入れ替わりで辞めているケイは、入ってないってこと。
バイト先の集まりなんだから、辞めた人は呼ばないのは当然と言えば当然なのかもしれないけど。
けど、ちょっと淋しい。
「ユウは……あ、俺名案浮かんだっ」
「へ、何!?」
「正社員昇格祝いってことにしようぜ、そしたらアイツも断れないし」
ニシシ、と歯を見せて、嬉しそうにアツシはそう言った。
やっぱり、ユウくんはそういう誘いには付き合いが良くないらしい。
けど、この機を逃さずにどうしても『全員』を巻き込みたいらしいアツシが考え付いたのはまさに名案だ。
「莉緒ちゃんの初めての『お願い』だから、張り切って全員集めちゃうぜー」
便乗して私よりも楽しそうなクセに、あくまでも私の『お願い』を尊重してくれるから、こっちも楽しいし嬉しい。
「お祝い案、いいね。私さっき、結局おめでとうって言いそびれたんだ」
「いーんじゃない別に。どうせアイツ、祝ったって素っ気ないし」
「あはは! でもお祝いはするんだ」
「口実だけどね、口実」
そんなアツシの調子に引っ張られて話も軽快に弾みながら、着々と話は進んで行く。
タケも、ナツも、彩乃ちゃんも。
そう考えると私の現状的には微妙な面子でもあるはずなのに、不思議と不安はなくて。
アツシが巧みに盛り上げてくれるおかげなのか、私はその集まりがどんどん楽しみになっていった。



