「そういうことなら任せとけ!」
私の『お願い』を話し終わると、アツシは白い歯全開の笑顔で胸を叩いた。
最初に話せたのがアツシで良かった。
正直今は、ナツやタケからは入りにくいし。
アツシなら最初にメグに、そこから周りを巻き込んで自然に話を膨らませてくれそうだ。
「しっかし莉緒ちゃんの方から遊びたいなんて、驚いたわぁ」
と、アツシの目玉が忙しなくきょろきょろ動く。
「家が厳しいんだとは思ってたけど、なんか『誘わないで』オーラ出てる気がして遠慮してた」
さ……誘わないでオーラ?
それは多分、誘われたら断らないといけないと思っていたからだ。
断り続けるのは気まずい。
でも、全く誘われないのも淋しい。
家は、確かにみんなと比べるとちょっと厳しいと思う。
でも私がそれを、過剰に厳しく捉えすぎていたのもあったんだと分かったから。
そう話すと、アツシは「なるほどねー」と納得して頷く。
ついでに有希さんに『もっと遊べ』と指南されたことも話したら、そのくだりは爆笑だった。
「みんなのシフトが合う時ってあるのかな?」
「莉緒ちゃんちのお許しがそう頻繁に出るわけじゃねえもんなー、せっかくだから全員揃う日がいいな」
メグと付き合いはじめてからは彼女と2人で行動することが増えたアツシだけど、元々大人数でワイワイやるのが好きな人だ。
ワクワクした様子で一緒に計画を練ってくれる。
でもここでふと、私が言う『みんな』と彼の『全員』の認識が気になった。
例えばそこに、既にバイトを辞めてしまったケイは入るのか。
後から入ってきて、みんなとではなくタケとだけやたら仲良くなった彩乃ちゃんは?
あと、正社員になって時間も合わせづらいだろうし、そういうのに乗り気かどうかも分からないユウくんは。
アツシの中では、誰から誰までが『仲間』なの? とは、聞きづらく。
自分から言い出したことなのに、私は無責任にも彼の判断に身を委ねていた。
私の『お願い』を話し終わると、アツシは白い歯全開の笑顔で胸を叩いた。
最初に話せたのがアツシで良かった。
正直今は、ナツやタケからは入りにくいし。
アツシなら最初にメグに、そこから周りを巻き込んで自然に話を膨らませてくれそうだ。
「しっかし莉緒ちゃんの方から遊びたいなんて、驚いたわぁ」
と、アツシの目玉が忙しなくきょろきょろ動く。
「家が厳しいんだとは思ってたけど、なんか『誘わないで』オーラ出てる気がして遠慮してた」
さ……誘わないでオーラ?
それは多分、誘われたら断らないといけないと思っていたからだ。
断り続けるのは気まずい。
でも、全く誘われないのも淋しい。
家は、確かにみんなと比べるとちょっと厳しいと思う。
でも私がそれを、過剰に厳しく捉えすぎていたのもあったんだと分かったから。
そう話すと、アツシは「なるほどねー」と納得して頷く。
ついでに有希さんに『もっと遊べ』と指南されたことも話したら、そのくだりは爆笑だった。
「みんなのシフトが合う時ってあるのかな?」
「莉緒ちゃんちのお許しがそう頻繁に出るわけじゃねえもんなー、せっかくだから全員揃う日がいいな」
メグと付き合いはじめてからは彼女と2人で行動することが増えたアツシだけど、元々大人数でワイワイやるのが好きな人だ。
ワクワクした様子で一緒に計画を練ってくれる。
でもここでふと、私が言う『みんな』と彼の『全員』の認識が気になった。
例えばそこに、既にバイトを辞めてしまったケイは入るのか。
後から入ってきて、みんなとではなくタケとだけやたら仲良くなった彩乃ちゃんは?
あと、正社員になって時間も合わせづらいだろうし、そういうのに乗り気かどうかも分からないユウくんは。
アツシの中では、誰から誰までが『仲間』なの? とは、聞きづらく。
自分から言い出したことなのに、私は無責任にも彼の判断に身を委ねていた。



