……さすがに、有希さんに大学生の集まりに連れてってもらおうとは思わない。
亜樹にも言われたことだけど、当然合コン行ってみようなんてことも思わなかった。
けど何だか、有希さんに言われたことが頭から離れなくて落ち着かない。
『今の内から遊びも覚えていかないと』
有希さんは冗談まじりに『私みたいになる』と言ってたけど、多分、私が『ハマっちゃう』方のタイプだと見越して心配してくれてるんだろう。
遊び足りない、とは、自分では別に、思ってないんだけど……。
でも確かに、せっかくの夏休みだというのに、このところずっと補講とバイトだけの生活だった。
この際だから――有希さんイチオシの恋愛関係についてはとりあえず横に置いておくことにして――少し違うことでもしてみたら、良い気分転換にもなるのかもしれない。
そう言えばお母さんも、バイトの後にでも、たまにはご飯食べにいったりゆっくりしてきて良いって言ってた。
メグたちがバイトの後どこかへ遊びに行くのに、たまにはまぜてもらってもいいんだ。
夏休みに入ってからバイト終わりの時間にバラつきがあるけど、みんなのシフトが合う時ってあっただろうか。
全員揃ってたら、きっと楽しいのに。
亜樹も『その内ゆっくり』と言ってたし、何もバイト後の夜に遊ばなくっても、学校の友達だっていいんだ。
補講とバイトの合間だって、例えばお昼を一緒するだけでも、大分ゆっくりおしゃべりは出来るんだし。
そうだ、いい加減口だけじゃなく、ちゃんとケイにも連絡を取ってみよう。
久しぶりに会えたら、聞きたいことも話したいことも沢山ある。
考え出すと、ウキウキした。
さっきバイトに入る直前の、あのウジウジした気持ちが嘘みたいだった。
それは――恋愛関係を、横に置き去りにして考えを巡らせているからに過ぎないのかも、しれないけれど。
「あれ、なんだかご機嫌?」
全レジの補充作業が終わって戻ってきた有希さんが、訝しげに首を傾げる。
「ちょっと、脳内で遊びの計画を……」
答えると有希さんは嬉しそうに目を輝かせる。
けれどしっかり、
「脳内だけじゃだーめっ」
とペチンとおでこを叩いて突っ込んできた。
亜樹にも言われたことだけど、当然合コン行ってみようなんてことも思わなかった。
けど何だか、有希さんに言われたことが頭から離れなくて落ち着かない。
『今の内から遊びも覚えていかないと』
有希さんは冗談まじりに『私みたいになる』と言ってたけど、多分、私が『ハマっちゃう』方のタイプだと見越して心配してくれてるんだろう。
遊び足りない、とは、自分では別に、思ってないんだけど……。
でも確かに、せっかくの夏休みだというのに、このところずっと補講とバイトだけの生活だった。
この際だから――有希さんイチオシの恋愛関係についてはとりあえず横に置いておくことにして――少し違うことでもしてみたら、良い気分転換にもなるのかもしれない。
そう言えばお母さんも、バイトの後にでも、たまにはご飯食べにいったりゆっくりしてきて良いって言ってた。
メグたちがバイトの後どこかへ遊びに行くのに、たまにはまぜてもらってもいいんだ。
夏休みに入ってからバイト終わりの時間にバラつきがあるけど、みんなのシフトが合う時ってあっただろうか。
全員揃ってたら、きっと楽しいのに。
亜樹も『その内ゆっくり』と言ってたし、何もバイト後の夜に遊ばなくっても、学校の友達だっていいんだ。
補講とバイトの合間だって、例えばお昼を一緒するだけでも、大分ゆっくりおしゃべりは出来るんだし。
そうだ、いい加減口だけじゃなく、ちゃんとケイにも連絡を取ってみよう。
久しぶりに会えたら、聞きたいことも話したいことも沢山ある。
考え出すと、ウキウキした。
さっきバイトに入る直前の、あのウジウジした気持ちが嘘みたいだった。
それは――恋愛関係を、横に置き去りにして考えを巡らせているからに過ぎないのかも、しれないけれど。
「あれ、なんだかご機嫌?」
全レジの補充作業が終わって戻ってきた有希さんが、訝しげに首を傾げる。
「ちょっと、脳内で遊びの計画を……」
答えると有希さんは嬉しそうに目を輝かせる。
けれどしっかり、
「脳内だけじゃだーめっ」
とペチンとおでこを叩いて突っ込んできた。



