そばでやり取りを聞いていてさすがに居たたまれなくなってきたのか、メグとアツシも入ってきて、するりと話をすり替えられる。
けどそのすり替えた先が、あまりにも。
「あとでもう1人出てくるけどさー、ちょっとガラ悪そうなデカいのが」
「ちょっと、ガラ悪いって! 確かに態度もガタイもデカいけど」
「メグ、それフォローになってないよぉ」
あまりにも予想外だった。
「さっきみたいな名字だけの自己紹介しない方がいいぞ! 厭味ったらしくいつまでも名字で呼ばれるから」
「そうそう、莉緒みたいにねー。『新田さん』っていつまでも、わざとらしいったら」
笑い話として語られるアツシとメグの会話に、思わず上擦った変な声が出た。
「へっ! 何、そうなの!? だから私だけいつまでも!?」
「え、気付いてなかったの?」
みんなソレが周知の事実だったかのように、私の反応にきょとんとしてそれから笑い出した。
ええー、そうなの?
あの距離のある呼び方も、ユウくんが私に作る一種の壁のひとつだと思ってたのに。
まさか原因がそんなトコにあったなんて!
「うわぁー、何ソレ、微妙……」
「莉緒?」
「それで悩んだこともあったのに! 馬鹿みたい!」
けどそのすり替えた先が、あまりにも。
「あとでもう1人出てくるけどさー、ちょっとガラ悪そうなデカいのが」
「ちょっと、ガラ悪いって! 確かに態度もガタイもデカいけど」
「メグ、それフォローになってないよぉ」
あまりにも予想外だった。
「さっきみたいな名字だけの自己紹介しない方がいいぞ! 厭味ったらしくいつまでも名字で呼ばれるから」
「そうそう、莉緒みたいにねー。『新田さん』っていつまでも、わざとらしいったら」
笑い話として語られるアツシとメグの会話に、思わず上擦った変な声が出た。
「へっ! 何、そうなの!? だから私だけいつまでも!?」
「え、気付いてなかったの?」
みんなソレが周知の事実だったかのように、私の反応にきょとんとしてそれから笑い出した。
ええー、そうなの?
あの距離のある呼び方も、ユウくんが私に作る一種の壁のひとつだと思ってたのに。
まさか原因がそんなトコにあったなんて!
「うわぁー、何ソレ、微妙……」
「莉緒?」
「それで悩んだこともあったのに! 馬鹿みたい!」



