*遠恋*

嬉しかった。レンの好きな人が


まさか自分だったなんて・・・。





「すっごい好きらしいよ!!

レンも一途な男だからねー!!

かっこいいし、付き合っちゃえば??」




英理の声も今は耳に入ってこない。



「レン・・・・。」





この時からレンの事を意識して


見るようになった。








しかし、この単純で純粋な恋が



あとで起こる大きな問題になるなんて。





誰も思いはしなかった。