浅葱の色に包まれて


沖田が素早く3本突いてきたが、あたしはそれを難なく受け止め、スッと沖田の首に木刀を当てた。


しばらくの沈黙の後、口を開いたのは…










「…総司が……………負けた…」


眉間にしわをよせたおじさんだった。


いや、誰だよ‼︎まじで‼︎


「君、やっぱり強いね‼︎」


ようやく口を開いた沖田がニコニコと笑いながら言った。


いや、それどころじゃねぇ。


「沖田!入り口にジジィがいる!敵か?斬っていいか?」


と、あたしが慌てて聞く。


「プッ‼︎ いいよ!アイツは新撰組の敵だから。」


「おい!いい訳ないだろ!しかもジジィじゃねぇ!30代じゃボケェ!
…総司!テメェも何言ってやがる!
誰が敵だ!俺はここの副長だ副長!」


ジジィじゃねぇか。