浅葱の色に包まれて


睨みあったまま、お互いがピクとも動かない。


それにしびれを切らせた沖田が動いた。


「こないならこちらから行きます!」


ダッ‼︎


カキンッ‼︎


両手で木刀を振り下ろした沖田に、片手で止めるあたし。


力量は一目瞭然だった。


ま、あたし狼だからな。


打っては止めての繰り返しがしばらく続いた。