君と僕の一夜物語



「酒の経験は?」


『ない』


(まぁ、あんな山奥で
人とも断絶してたらそりゃそうか)


「じゃあ少しずつ飲むべきだな」



従うように、1口含んでみる



『…まずう』


味わったことのない刺激物
慣れない舌は、戸惑っていた


「はは、酔うと楽しいんだよ
ゆっくり飲め」