君と僕の一夜物語





しばしの世間話の後、

検問所の前へようやく着く



「じゃあお二人さん、お先に
また街の中で会おうぜ!」


『じゃあな』


ベルクが行った5分後、
2人が検問所へ通される



「証明書を」

髭面の屈強な男が
低い声で手を差し出す

「どうぞ」

「…旅人か」

「えぇ。まぁ半分行商人
のようなものですがね」

「荷台の中身を確認する
関税料は現物か?現金か?」

「現金で」

「2人で6N銀貨」

「では、こちらを」


シオンは革袋から
銀色に輝くものを渡す


『銀貨だ』

「?そうだが」

キラリ、とリファの目が光る