部屋に戻ると、布団がすでに敷かれていた。
俺と実結はその布団の上に、向き合って座った。
初めて聞いた、実結の気持ち。
泣きそうな顔をして言った。
俺はこんなにもこいつのことを苦しめていたのか?
アメリカに行くと決めた日からほとんど聞いたことのなかった実結の弱音。
遠距離恋愛が不安。
そう思うのは当たり前だよな。
だって今までずっと隣にいて、すぐ触れられる距離にいて。
なのに明日から隣にはもういられない。
実結が泣いてる時、その頭をすぐに撫でてやることができない。
実結が不安な時、大丈夫って抱きしめてやることもできない。
きっとたくさん不安にさせて、寂しがられせて、もしかしたら泣かせることもあるかもしれない。
それでも俺は、実結と繋がっていたい。
わがままだけど、実結が好きだから。
実結はこう言ってくれた。
「あたしね、颯がいないとだめなんだ。だから迷惑がられても、続いていきたいの。」
そんなの、俺だって思ってる。
実結がいないと、俺もだめだから。
実結以外のやつ、考えられないから。
「颯、話って…」
これは、俺の決意。
そして、精一杯の実結への思いだ。
俺と実結はその布団の上に、向き合って座った。
初めて聞いた、実結の気持ち。
泣きそうな顔をして言った。
俺はこんなにもこいつのことを苦しめていたのか?
アメリカに行くと決めた日からほとんど聞いたことのなかった実結の弱音。
遠距離恋愛が不安。
そう思うのは当たり前だよな。
だって今までずっと隣にいて、すぐ触れられる距離にいて。
なのに明日から隣にはもういられない。
実結が泣いてる時、その頭をすぐに撫でてやることができない。
実結が不安な時、大丈夫って抱きしめてやることもできない。
きっとたくさん不安にさせて、寂しがられせて、もしかしたら泣かせることもあるかもしれない。
それでも俺は、実結と繋がっていたい。
わがままだけど、実結が好きだから。
実結はこう言ってくれた。
「あたしね、颯がいないとだめなんだ。だから迷惑がられても、続いていきたいの。」
そんなの、俺だって思ってる。
実結がいないと、俺もだめだから。
実結以外のやつ、考えられないから。
「颯、話って…」
これは、俺の決意。
そして、精一杯の実結への思いだ。



