二回目のキスは突然すぎて感覚とか全然わかんなかった。

でもやっぱり、キスしたあとに残るのは顔が燃えるような恥ずかしさと嬉しさ。

隣を歩く颯を見上げると、夕陽が颯の少し茶色い髪の毛に反射してキラキラ光ってる。

長いまつげが頬に影を落として、颯の端正な横顔がよりいっそうきれいに見える。

幸せだなぁ…

高校最後の春休みはいろんなことがあったけど、最終的に感じたのは、いつも変わらない思い。

颯が大好きってことでした。