「あっ、悪い…ごめん…」
颯も離れていく。ううん、嫌じゃないの。全然嫌じゃないよ。
なのに恥ずかしくて、言えない。
「さっ、早紀ちゃんがね、誕生日プレゼントに桃の香りのハンドクリームくれたの!それつけてるからかな?」
実結にぴったりだと思ってって言ってハンドクリームをくれた早紀ちゃん。
「っ…やべ…」
急に颯の顔が硬直した。
どうかしたのかな?
「颯…?」
「あー…最悪だ…」
最悪?何が?
「大丈夫だよ、単位なら足りてるって先生言ってたもん!」
「実結、学校の帰り、ちょっと寄り道してもいいか?」
えっ!?寄り道!!颯からそんなこと言ってくれるなんて…
嬉しすぎる!!心なしか今日は颯が優しい気がする!
そして学校に行って無事成績表を受けとり、またまた二人並んで歩く。
「颯ー?寄り道ってどこに?」
颯が寄り道しそうなところ…うーん…どこだろう?
人混みは嫌いだし、物欲がないから買い物もめったに行かないって美恵さん言ってたなぁ…
「ちょっとここで待ってて、すぐ戻るから。」
そう言って指差したさきには昔よく遊びに来てた公園。
颯も離れていく。ううん、嫌じゃないの。全然嫌じゃないよ。
なのに恥ずかしくて、言えない。
「さっ、早紀ちゃんがね、誕生日プレゼントに桃の香りのハンドクリームくれたの!それつけてるからかな?」
実結にぴったりだと思ってって言ってハンドクリームをくれた早紀ちゃん。
「っ…やべ…」
急に颯の顔が硬直した。
どうかしたのかな?
「颯…?」
「あー…最悪だ…」
最悪?何が?
「大丈夫だよ、単位なら足りてるって先生言ってたもん!」
「実結、学校の帰り、ちょっと寄り道してもいいか?」
えっ!?寄り道!!颯からそんなこと言ってくれるなんて…
嬉しすぎる!!心なしか今日は颯が優しい気がする!
そして学校に行って無事成績表を受けとり、またまた二人並んで歩く。
「颯ー?寄り道ってどこに?」
颯が寄り道しそうなところ…うーん…どこだろう?
人混みは嫌いだし、物欲がないから買い物もめったに行かないって美恵さん言ってたなぁ…
「ちょっとここで待ってて、すぐ戻るから。」
そう言って指差したさきには昔よく遊びに来てた公園。