「そっかぁ…」

「うん…」

私はもかに中高に行くコトになったのを話した。

今まではもかに心配かけたくなくて言えずにいた。

「でも、あいつに会うとは限らないしさ?」

私はすっかり暗い顔になったもかにいった。

そうだ、何もあいつに会うとは限らないんだからそんな心配しなくてもきっと平気だ。

「うん…そうだよね。瑠奈ちゃんも杏奈ちゃんも一緒だもんね。」

「うん!だから心配しないで!」

かわいいもかちゃんの涙なんぞ見たくはぬわぁーっっい!!

はるは強い子!元気な子!キノコ!

「それにさ、もういいかげん…」

私は手すりにつかまって最大限身を乗りだすと腹の底から叫んだ。

「彼氏ほしぃんだよくそぉーーーーっ!!!」

もかはとなりで声をあげて笑った

そんでもってなんだか他の場所からも笑い声が聞こえた

なんだよ、どこまで聞こえてんだよ笑笑笑

その後も、坂部と笹井のおたけびが屋上いっぱいに広がったのはいうまでもない。笑