するともかは屋上の手すりにつかまって息を吸い込んだ。

あ、愛のおたけびの返しかしら?♡♡

次はなんて叫ぼうかしら♡

「春ーっ!なんかあったらいつでもたよれよー!!!」

「え…?」

「みずくさいぞばーかっ!」

「もか…」

「私は絶対に春の味方だぁー!!!」

そこまで言うともかは私にニカッと笑顔を向けた。

「なんで…」

「春が元気ない時の顔をこのもか様がわからないとでも???」

本当にいい友達を持ったもんだ。もかの笑顔を見ると涙腺がちょっと緩んだ。