「きゃあああああああああ!!!」


学校中に黄色い歓声が響く。


「青木 麗乃様よ!!」


「はぁ~。今日も美しすぎる・・・。」


周りの人達がうっとりしている。


「おはよう。」


そう言って少し微笑むと、


「きゃあああああああああ!!」


二度目の歓声。


私、青木 麗乃(あおき れいの)は毎朝こうである。


いつの間にかこの学校のトップ(?)になっていた。