【短編】その瞳に映るもの【完結】







ニコニコとそういえば、可愛い奴めと翔くんは頭を撫でてくる。




「 いつできる? 」



「 あと15分くらいかな 」



「 じゃ、お風呂はいろう 」




翔くんと血は繋がっていないけど、笑った顔が似てるとよく言われる。



両親がいないあたしにとって、翔くんは兄であり父だ。



母が亡くなったのは、今から3年ほど前のこと。



父はあたしが生まれる前に蒸発した。