異質な空間で


わたしたちはいつだって、ふたりぼっち。


けれどふたりぼっちがいい。


この世界でふたりだけでいい。


分け合える物なんか何ひとつないなら、ふたりだけの体でいい。


余計な物なんてひとつもいらない。


世界中でふたりきりになれることが


ふたりぼっちでしか生きれない

わたしと彼の居場所だ。