中学3年生の春、今日はちょうど卒業式の日だった。

泣いて終わる子もいれば笑って終わる子もいる

周りでは高校での話が出ているけど、私には関係ない。

そう、私はお父さんの仕事の事情で遠くの街に引っ越すことになっている

事情っていっても理由はくだらなくて
仕事で失敗して会社で大恥をかいたからもうここに居られないと逃げるためだ。

「智夏、帰るよ」

お父さんに呼ばれると私は学校を後にし車に乗り込む

「卒業おめでとう」

「ん、ありがと」

笑顔で祝いを言うお父さんに対して携帯をいじりながら冷たく返事をした

私はお父さんが好きではない。

今は優しいが昔はDVをしていた人だ

そのせいでお母さんは出ていきうちは父子家庭となった。

お母さんが出ていったからなのか、その日からパタリとDVはなくなった。

しかし今でも酒を飲むと乱暴になる

「悪いな、引っ越すことになって…」

「別に…次行く高校で新しい友達見つけりゃいいし」

「そうか…」

車での会話は少なくほぼ無言で家までついた

玄関を開け靴を脱ぐと真っ先に自分の部屋に入る、ここならお父さんも入ってこないはずだから。

「疲れた…」

と、呟くと着替え始める

…コンコン、コンコン

ノックの音が聞こえ誰かは分かる

「お父さん、今着替えてるから入って来ないでよ」

斬るように言うと上の服を脱ぎ上半身は下着姿になった

「智夏…」

私の言葉を無視したのかお父さんはドアを開け入ってきた

「ちょっ、入らないでって言ったでしょ…出て行って」

くるりと背を向け部屋着を取ろうとする

「智夏…」

すると後ろからお父さんはいきなり抱きつき体重をかけ私をベッドに押し倒した

「は…?ふざけないで…どいて…」

抵抗し押し返すがビクともしない

「智夏…ッ」

「ッ…?!」

お父さんの片手は私の手を押さえもう片方の手はスカートをめくり下着の中に手を入れ膣内に指を入れた

「智夏…智夏…」

「はぁッ…!やめ…ッ…」

その指は荒く私の膣内をかき混ぜる
襲われる という恐怖で痛みしか感じなかった

「智夏…智夏…ッ!」

「かはッ…!いぎッ…ッ…!」

鋭い痛みと共に膣内に何かが入れ込まれるのが分かる
それは熱くとても硬いものだ。

腰を振るごとに痛みを感じ、熱く硬いものが動いた

「いたッ…!やめ…ッ!お父さ…ッ!」

「智夏…黙ってなさい…こんな事をされて、バラされて困るのは智夏だろう…?バラさないであげるから、大人しくしてなさい…」

腰の動きが止まり静かな部屋にお父さんの声が響く

その言葉を信じきった私は抵抗するのをやめ、声を漏らさないように必死に唇を噛んだ。

「いい子だ…」

「ッ…!」

また腰は動き始め私の身体はされるがままに動かされる

「智夏…智夏…ッ…!」

「ッん…!んん…ッ!」

私の身体とお父さんの身体がビクッ、と跳ね上がると熱く硬いものは脈を打ち膣内に何かを流し込む

「智夏…お母さんに似て本当いい子だ…」

汗ばんだ手で私の頬を撫でると部屋を出た。

私の身体は初めての感覚に痙攣していた
するとなぜかどっと疲れ眠りについた。


そう、これが援交を始めた理由。

もう初めては戻らないのなら、壊れるまで使えばいいんだ__…