「あ!橋本君出しといてもらえないかな?私、下に友達待たせてるから!」


お願い!承諾して!


「おう。いいよ。今度借りを返してくれるな「ありがとう!!!ほんと感謝するよ!じゃーね!」



橋本君は優しいな!ほんと!
明美とアイス食べに行こう!!

スキップして浮かれていた私は知らない。


「吉川瑠奈か…。こいつにしてみるか。」



橋本君が呟いた言葉なんて。