三人は頭を下げた
私は微笑んでから
「三人共もういいですよ
私の方こそ言い過ぎてごめんなさい
別に貴方達が嫌いってわけじゃないよ?
そりゃ今は噂でしか、判断できない
人の方が多い…だけどね?
ここにいる魁は、私のことを知ってた
筈なのにこんな私の命を拾ってくれた
それがほんとに嬉しかった
あの時、ホントに魁に声をかけえてもらえて良かった。
貴方達は魁の大切な人達なんでしょ?
だから、もしかしたら
私の事分かってくれるって
思っちゃって…(笑)
でも、魁がこんなに言うんだから
いい人たちなんだよね」
「希衣」

![最低な君だけど…❪❶❫ [完]](https://www.no-ichigo.jp/assets/1.0.778/img/book/genre1.png)