魁龍Ⅰ[完]






「…もういいですよ」




三人ら顔をバッと上げて




ホッとしたような顔をした




「でも、分かりました
貴方達が私をどういう風に思っているか」




三人に向かって微笑んだ




「えっ…いや、違っ」




「違うんですか?だって貴方達私を見て
なんでお前みたいな汚いやつがいるんだ
って顔で見てましたよね?
私、そういう顔見慣れちゃって
大丈夫ですよ?別にどうも思いませんから」