何故かお母さんがきた 『毎年誕生日になったらすぐおまえの所 に言って不思議に思ってたけど こういうことだったのね 私はてっきり見せつけてんのかと思ったのに… 柚衣ぃっっ!!!!』 柚衣はビクッとしてお母さんの方を見た 『柚衣?柚衣がこんな奴に気を使う 必要なんてないのよ? あなたは何をやっても許されるの』 『で、でも、おねぇちゃん、かわいそうだよっ』 柚衣は私を庇ってくれた …でも ――バチンッ!!―