「今の‥‥キス?」

と、聞いてきた。


ばか。わかんねーのかよ。


そんな顔されると
いじめたくなんだろ。



「ばか。花音。」


そう言いながら今度は
花音のおでこにキスする。


「そんな顔で見んな。お前といると理性効かなくなるんだよ。」


そう言いながらむにっと
花音の柔らかいほっぺをつまむ。


熱が高いのかほっぺたまで熱い。


「斗真の‥‥‥ばか‥‥‥」


花音は、その言葉を残して
目を瞑った。