「良ちゃん‥‥‥」
結婚式が終わり、私はすぐに
良ちゃんを教会の裏に呼び出した
想いを伝えるために
「花音。」
真っ直ぐに私を見る優しい目。
ああ。また、泣きそうだ
告白よりも先に出た言葉は
祝福の声だった
「良ちゃん、おめでとう。
幸せになってね?」
精一杯の笑顔で言った。
ちゃんと笑えてたかな?
「ありがとう。これからもよろしくね」
にこっと笑い、私の頭に
手をぽんっておく良ちゃん。
だめ。
まだ泣いちゃだめだ。
「良ちゃん、私ね‥‥‥」
「うん?」
今だと思い、息を吸う
結婚式が終わり、私はすぐに
良ちゃんを教会の裏に呼び出した
想いを伝えるために
「花音。」
真っ直ぐに私を見る優しい目。
ああ。また、泣きそうだ
告白よりも先に出た言葉は
祝福の声だった
「良ちゃん、おめでとう。
幸せになってね?」
精一杯の笑顔で言った。
ちゃんと笑えてたかな?
「ありがとう。これからもよろしくね」
にこっと笑い、私の頭に
手をぽんっておく良ちゃん。
だめ。
まだ泣いちゃだめだ。
「良ちゃん、私ね‥‥‥」
「うん?」
今だと思い、息を吸う

