*
「ないっ!ないー!」
「どうしたの?花音ちゃん。」
下校時間。わたしはやみくもに
ロッカーをあさり始める。
「まどかちゃん、図工の工作に
作った人形がないの。」
紙で作ったウサギの人形。
良ちゃんにあげようと思ったのに。
「じゃあ、まどかも探してあげる。」
「ありがとう。まどかちゃん。」
まどかちゃん優しいな。
なんて思っていた時だった
「もしかしてこれ?」
男の子に話しかけられて
反射的にその子を見た。
男の子が持っていたのはウサギというには程遠い存在になってしまっている人形。
ピンク色だったその人形は黒ずんでいてところどころ破れている。
「ないっ!ないー!」
「どうしたの?花音ちゃん。」
下校時間。わたしはやみくもに
ロッカーをあさり始める。
「まどかちゃん、図工の工作に
作った人形がないの。」
紙で作ったウサギの人形。
良ちゃんにあげようと思ったのに。
「じゃあ、まどかも探してあげる。」
「ありがとう。まどかちゃん。」
まどかちゃん優しいな。
なんて思っていた時だった
「もしかしてこれ?」
男の子に話しかけられて
反射的にその子を見た。
男の子が持っていたのはウサギというには程遠い存在になってしまっている人形。
ピンク色だったその人形は黒ずんでいてところどころ破れている。

