次の日


私は暗い気持ちで学校まで向かった


いつもと同じ学校。


だけど隣には斗真がいない。


それだけで泣きたい気持ちになった。


「花音。おはよ。」

「おはよ。」


教室でまどかに挨拶されて
私も返した。


「昨日のこと怒ってるの?謝るよ。」


まどかは誤解してるんだ。


2人で覗きに行ったことで
私が怒ってると思っている。


昨日に戻りたい。


私が昨日はっきり言ってれば
今日だって笑ってあいつと
学校にこれたのに。


「‥‥‥‥」

「花音!どうしたの⁉︎」

いきなり涙がでてきてまどかは
目を見開いた