ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡

【*花音side*】


まるでスーパーヒーローみたいに
私を助けにきてくれた斗真。



しばらく無言で抱き合う私達。



「震え止まったな。」



にこっと反則的な笑顔を見せて
少しずつ私の体を離す



「んじゃ。帰るか。」


斗真はほんとにずるい。



いつも意地悪なのに私が
泣いてる時、いつも優しく
するんだもん。



不意に繋がれた手。

だけどまだ帰っちゃだめな気がする


私はぱっとその手を離した。



「どうした?」



「‥‥‥‥」



斗真のこと好き。
信じてる。



だけど、栞先輩からまだ付き合ってるなんて言われて‥‥‥


不安で仕方なかった