不思議なことに全く痛みを感じなかった
「?」
瞑っていた目をゆっくりと開ける
「と、斗真⁉︎」
驚いて目を見開いてしまう
私の顔の前に大きな掌をだして
栞先輩の手を受け止めてくれた
嘘‥‥
ヒーローみたい。
たまたま通りかかっただけだと思うけどそう思わずにはいられない。
「なにやってんの。栞。」
はぁっとため息混じりに
栞先輩の名前を呼ぶ斗真。
ずきん。
私以外の人を名前で呼んでるんだ。
彼女だから当たり前。
そう思うかもしれないけど
なんか嫌だった
「?」
瞑っていた目をゆっくりと開ける
「と、斗真⁉︎」
驚いて目を見開いてしまう
私の顔の前に大きな掌をだして
栞先輩の手を受け止めてくれた
嘘‥‥
ヒーローみたい。
たまたま通りかかっただけだと思うけどそう思わずにはいられない。
「なにやってんの。栞。」
はぁっとため息混じりに
栞先輩の名前を呼ぶ斗真。
ずきん。
私以外の人を名前で呼んでるんだ。
彼女だから当たり前。
そう思うかもしれないけど
なんか嫌だった

