隣同士でかなり近い距離なのに
今日は遠回りをした気持ちだった
斗真の家の前に立つ。
バクン、バクンと心臓が音をたてる。
よし。
押そう。
そう思って呼び鈴に指を置いた時だった
「あれ?花音ちゃん?」
聞き覚えのある声に私は呼び鈴を押すのをやめた。
今日は遠回りをした気持ちだった
斗真の家の前に立つ。
バクン、バクンと心臓が音をたてる。
よし。
押そう。
そう思って呼び鈴に指を置いた時だった
「あれ?花音ちゃん?」
聞き覚えのある声に私は呼び鈴を押すのをやめた。

