ツンデレエンジェル彼女&溺愛デビル彼氏♡

隣同士でかなり近い距離なのに
今日は遠回りをした気持ちだった


斗真の家の前に立つ。



バクン、バクンと心臓が音をたてる。



よし。
押そう。


そう思って呼び鈴に指を置いた時だった


「あれ?花音ちゃん?」

聞き覚えのある声に私は呼び鈴を押すのをやめた。