裏庭のベンチに2人で座り
まどかちゃんに真相を話す



「え?それほんと?」


「ああ。でも、このこと花音に話さなくていいの?」

「いいの。あいつには話したくないし。」

「‥‥‥‥」


まどかちゃんは心配そうな視線を俺に送っていた。


「話聞いてくれてありがとね。授業さぼらせちゃってごめん。」


心配させまいと明るく言う。

まどかちゃんに話して少し気持ちが明るくなった


「これ、飲んで?」


そう言って彼女の手に握らせたオレンジジュース。


授業をさぼらせてしまったことと
話を聞いてくれた感謝の気持ちを
こめて先ほど買っておいた。


俺は花音の幸せを願っている


だからこそお前と離れなきゃな


だけど


花音と話せないのは辛い