ついこの間まで緑色の葉が風にあたっていた木々もすっかり色付く頃。 「おはよー!」 寒さなんかに負けじと声を張る。 「菜々はほんと元気だよね〜 その根性わけてほしいよ〜」 ショートカットを揺らしながら隣を歩くのはあたしの幼なじみ、舞。 「だってえ〜寒さなんかに負けるあたしじゃないもん!!」 「ふふっ、菜々らしっ」 幼なじみの舞は幼稚園時代からの家族付き合い。 昔から周りより少し大人びた雰囲気を持っていて、見守っている感じ。