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「三城さん、明日から来なくても大丈夫ですよ」
「えっ?どういうことですか?」
1日の仕事が終わり、さぁ帰るぞ!というときに園長から告げられた一言。
「どうもこうも、来月付で職を退いて頂きます。幸い三城さんは有給が残っておりますので今月の残りはそれを消化して頂くとして、明日から来なくても…」
「それって、クビってことですか?」
「まぁ、そういうことですね」
クビって…
「なんで、いきなりクビなんですか?」
そう、聞き返すと園長は眉間にしわを寄せながら答える。
そんな顔したいのはこっちですよ…
「三城さんクラスで先月、膝を擦りむいたお子さんがいらっしゃいましたよね?」
「はい…お友達と遊んでいる際に転んでしまって…」
確かに園庭で遊んでいるときに転んで擦り傷を負ってしまった子がいた。
「その親御さんから抗議がありまして、その様な先生がいる所には子供を預けられないと」
園長の言葉に食い気味「でも…!!」と反論する。
「でも!ではありません。この学園がどの様な所かは充分に分かっておいでですね?」
「はい…」
「三城さん、明日から来なくても大丈夫ですよ」
「えっ?どういうことですか?」
1日の仕事が終わり、さぁ帰るぞ!というときに園長から告げられた一言。
「どうもこうも、来月付で職を退いて頂きます。幸い三城さんは有給が残っておりますので今月の残りはそれを消化して頂くとして、明日から来なくても…」
「それって、クビってことですか?」
「まぁ、そういうことですね」
クビって…
「なんで、いきなりクビなんですか?」
そう、聞き返すと園長は眉間にしわを寄せながら答える。
そんな顔したいのはこっちですよ…
「三城さんクラスで先月、膝を擦りむいたお子さんがいらっしゃいましたよね?」
「はい…お友達と遊んでいる際に転んでしまって…」
確かに園庭で遊んでいるときに転んで擦り傷を負ってしまった子がいた。
「その親御さんから抗議がありまして、その様な先生がいる所には子供を預けられないと」
園長の言葉に食い気味「でも…!!」と反論する。
「でも!ではありません。この学園がどの様な所かは充分に分かっておいでですね?」
「はい…」



