レオは自信満々にこう言った。

「えっとね、お婆さん、魔女なんでしょ!」

『──はあっ!?』

「ねえ、合ってる?」

老婆はいきなり"魔女"と言われ、びっくりしてしまった。
…なぜなら、老婆はその"魔女"に近い存在だったから。

「お婆さん……?」

『……あ?ああ。うーん。……それは合ってる、のかな?いや、でも今は──』

「やっぱりー!お菓子の家も、あるんでしょ?」

『でも、なんで……わかったんだ?』