そんな老婆に対してレオは質問をした。

「ねぇ、なんで?教えてよ。」

『ふふふ…。いいだろう。教えてやる。それは──』

「──あっ!分かったぁ!」

老婆が話し始めようとした瞬間、レオが割って入ってきた。

『……人が話しているときに、よくも堂々と…。……はぁ、なんだい?話してごらん。』

老婆は怒りを越えて、呆れてしまっていた。