佐田雅緋の机の前に立った。


「おい。佐田雅緋。
このイケメンな俺がお前みたいなヲタクと
付き合ってやってもいいぞ」




クラスはざわついた。だが




「……。」



佐田雅緋はずっとゲームをしている。



ヘッドホンをしているので



聞こえていないらしい。



「おい。きけよ」



と言いながら佐田雅緋の




ヘッドホンをとった。