家に帰ってすぐタンスの端の方から 競泳水着を引っ張り出す キャップもゴーグルもちゃんとあった 学校の制服から着替えることも忘れて そのままスポーツクラブまでの道を自転車で立ち漕ぎで走った 風は追い風で身体をグンと前に押す 理由はよく分からない だけど 楽しい 泳ぎたい 早く泳ぎたい! この感情はこの心地よい気候のせいか そんな単純なはずはないのだけれど だけど1度生まれた感情に いつのまにかのみこまれてどうしようもなくなってしまっていた