彼は笑い終わると何か思い出したように「あっ!」と言った
「俺たち、自己紹介がまだでしたね(笑)」
言われてみればそうだった
お互いの名前も知らずに、ここまで話していたなんて少しびっくりだ
いや、少しじゃないか…
「じゃあ、俺から自己紹介しますね。俺は上杉賢人っていいます。15歳の高校1年生です。」
「えっ!高校1年生!?」
見えない…
「そうです。あっ、でも周りから高1には見えないってよく言われます(笑)」
それもそうだ
彼、上杉さんは高1には見えないくらい大人っぽい
私より年上かと思ってた…
「私も高1です」
そうポツリと言うと、彼はよほど驚いたのか口を開けたまま固まってしまった
意識が飛んでいる
私はすぐにそう思った
「あのー、大丈夫ですか?」
「そんなにびっくりすること?」と思いながら、彼の顔を覗き込んだ
すると彼は、頭を横に何回か振るとあわてたように話始めた
「えっ、ほんとに同い年?」
はっ?
「そうですよ」
何を言ってるの?この人…
「見えない…」
そう言って、彼は頭を抱えていた
少しパニックを起こしているようだった
「ふっ、ふはは、はははは」
私は彼のその姿が面白くて笑ってしまった
「ごめんなさい。笑うつもりはなかったんですけど」
なんでか、彼の困っている姿がなぜかおもしろかったのだ
「いえ、大丈夫です。というより、俺たち同い年だしタメでいいですよ」
『タメでいい』
この言葉で、この言葉だけで、彼に少し近づけた気がした
「俺もタメで話していいですか?」
彼の質問に何の躊躇もなく私は即答した
「そうしてほしいです」と
「俺たち、自己紹介がまだでしたね(笑)」
言われてみればそうだった
お互いの名前も知らずに、ここまで話していたなんて少しびっくりだ
いや、少しじゃないか…
「じゃあ、俺から自己紹介しますね。俺は上杉賢人っていいます。15歳の高校1年生です。」
「えっ!高校1年生!?」
見えない…
「そうです。あっ、でも周りから高1には見えないってよく言われます(笑)」
それもそうだ
彼、上杉さんは高1には見えないくらい大人っぽい
私より年上かと思ってた…
「私も高1です」
そうポツリと言うと、彼はよほど驚いたのか口を開けたまま固まってしまった
意識が飛んでいる
私はすぐにそう思った
「あのー、大丈夫ですか?」
「そんなにびっくりすること?」と思いながら、彼の顔を覗き込んだ
すると彼は、頭を横に何回か振るとあわてたように話始めた
「えっ、ほんとに同い年?」
はっ?
「そうですよ」
何を言ってるの?この人…
「見えない…」
そう言って、彼は頭を抱えていた
少しパニックを起こしているようだった
「ふっ、ふはは、はははは」
私は彼のその姿が面白くて笑ってしまった
「ごめんなさい。笑うつもりはなかったんですけど」
なんでか、彼の困っている姿がなぜかおもしろかったのだ
「いえ、大丈夫です。というより、俺たち同い年だしタメでいいですよ」
『タメでいい』
この言葉で、この言葉だけで、彼に少し近づけた気がした
「俺もタメで話していいですか?」
彼の質問に何の躊躇もなく私は即答した
「そうしてほしいです」と
