「俺、桜って苦手だな。咲いて直ぐに散っていく、まるで死ぬために咲いてるみたいだ」 そう言ってあなたは落ちている花びらを拾った。 まるで命そのものをすくい上げるみたいに大切そうに。 「そう、かもしれない。それでもその瞬間まで懸命に咲いてる姿、それが綺麗なんでしょ?散るときだって最後の最後まで綺麗な姿で」